谷保天満宮は、湯島天神・亀戸天神とならび関東三大天神のひとつで、甲州街道から参道の階段を下りた所に本殿がある珍しいものです。
立川崖線と青柳崖線が接近している崖下からは、豊富な水量の湧水に恵まれていて、中央線が開業する以前はこの甲州街道沿いに集落がありました。
現在の国立は、箱根土地の堤康二郎により学園都市として開発され、落ち着きがある町並みとして知られています。伊東忠太設計による国登録有形文化財の兼松講堂にも寄ります。妖怪が待っていますよ。
《主な見どころポイント》
滝之院、石塚古墳、仮屋坂、清水立場跡、常盤の清水、谷保天満宮、下の川、下谷保1号墳、本田家薬医門(外から)、本田道、江戸街道、大学通り、一橋大学(兼松講堂など)。
西武玉川駅からJR国立駅まで散策。
国分寺崖線は武蔵野台地の武蔵野面と立川面を分ける段丘崖です西(北西方向)に行くほど崖の標高差が小。今回はその国分寺崖線に沿って、西(標高差約3m)から東(標高差約8m)を散策。
砂川新田の九番と十番、中藤新田や榎戸新田付近に新田開発の痕跡をあり。そして国分寺市と立川市のユニークな形をしている市境に注目。
《主な見どころポイント》
玉川上水小平監視所、川越道緑地古民家園、子寶・子育地蔵尊、神山家養蚕棟、中藤家醤油醸造所跡、神明社、観音寺、辨天八幡宮、鉄道総合技術研究所引込線跡。
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