小田急線「向ヶ丘遊園駅」から徒歩10分。
<コース>
<日本民家園>; 日本を代表する古民家の野外博物館。
…日本民家園本館
(日本の民家コーナー、民家の普請コーナー、民家の立地と屋敷構えコーナー。
…宿場
(奥州街道の馬宿、奈良の商家、武家屋敷の門、宿場の薬屋)
…信越の村
(水車小屋、名主の家、合掌造りの家)
…関東の村
(網元の家、甲州民家、二つ屋根の家)
…神奈川の村
(古民家、薪小屋、川崎の民家、養蚕信仰のお堂、山間の農家、多摩川の船頭小屋)
…東北の村
(南部の曲屋、豪雪地帯の家)
…その他建造物
(明治時代の豪壮な民家、漁村の歌舞伎舞台、茅葺屋根の高倉)
…向ヶ丘遊園駅
2年振りの(多)資材OB/OG懇親会に出席。前日に八重洲バスタから高速バスで日立に向かう。
延べ30年は過ごしたであろう日立市、その中でも多賀エリアは昭和16年誕生し、合計15年勤務した職場でもある。
他の事業所が”モノ作り”を放棄し大半消滅する中で、(多)事業所が隆々と今もって存在していること自体が”奇跡”である。
朝風呂「旅人の湯」にも浸り、チェックアウト後、一時間掛けて「要害クラブ」まで
「春草や兵どもの夢の後」
を逍遥したセンチメンタル・ジャーニーでもあった。
資材OB/OG会は40数名参加し盛会。
冒頭に挨拶を兼ねて「平櫛田中」の話をする
隔月に通院する東京センタークリニックの帰り、ほゞ満開となった「さくら通り」を経由して東京駅へ向かう。
夕方 NPO法人「国際人をめざす会」の寺島実郎の講演会出席。参加人員は50数名、大山-渋谷両兄も参加。
南千住駅は 3度目の下車。今や中々の交通の要所であるが、回向院で代表されるように無機質で ”首切り地蔵” ”腑分け” ”投げ込み寺”とか陰湿な印象、
吉原界隈(家康公存命の頃は「葭原」)は 今やその筋の方や外国籍が実質的に取り仕切る「赤線地帯」になり果て、
浅草寺周辺は 平日なのに訪日外国人が70%を占め、
蔦屋重三郎が活躍した「白河の清きに魚も住みかねて もとの濁りの田沼恋しき」時代の”吉原界隈”に戻って欲しいが・・・・。
神田駅から「3/14までのお試しグリーン車」に乗って帰る。
<コース>
吉原遊郭:
もと日本橋人形町にあった遊郭が明暦3年(1655)現在地に移転。
昭和33年(1958)売春防止法の適用により長い歴史に終止符。
江戸唯一の幕府公認遊廓だが、単なる女性と遊ぶ場というだけでなく、江戸の一大社交場としての役割も担う。
NHK大河ドラマ「べらぼう」の主人公・蔦屋重三郎による江戸文化の発信の場として大変賑わった。
<南千住駅から散策>
…回向院
(橋本左内、吉田松陰、頼三樹三郎、高橋お伝、鼠小僧など有名人物の墓)
…延命寺
(小塚原刑場跡地。巨大な首切り地蔵)
…浄閑寺
(吉原遊女の「投げ込み寺」
新吉原総霊塔、永井荷風文学碑など)
…永久寺・目黄不動
(江戸五色不動のひとつ)
…みかえり柳
(遊廓で遊んだ男が帰りに後ろを振り返った柳)
…吉原大門
(吉原遊郭の正面玄関。遊女の逃亡防止のため出入口は大門のみ。遊郭の周囲は堀で囲まれていた)
…江戸新吉原耕書堂
(NHK大河ドラマに併せて、蔦屋重三郎の耕書堂を模した施設)
…吉原神社
(吉原遊廓を守護)
…吉原弁財天
(吉原神社の飛び地境内。本宮、吉原観音像、花吉原名残碑など)
…江戸たいとう伝統工芸館
(江戸職人たちの伝統工芸品を紹介)
…浅草寺(都内最古の寺。初詣参拝客数は常に全国トップ10。))
…浅草駅
終日無風-快晴-花粉の飛び散る中、鶴見の総持寺に参拝に静子と初めて出掛ける。
太祖常済大師(”瑩山禅師”)の総持寺規模の壮大さに惧れ慄く面もあるも 高祖承陽大師(”道元禅師”)の永平寺とは一線を画する趣あり。
何れにせよ 人口減少と高齢化に向かっているため 宗教界も例外にもれず 新機軸で再編せざるを得ないであろう。
<総持寺の歴史>
能登国櫛比庄(現在の石川県輪島市)の真言律宗の教院「諸嶽観音堂」が、「總持寺」の前身である。
1321年(元亨元年)曹洞宗4世の瑩山紹瑾は、「諸嶽観音堂」への入院を住職の定賢から請われる。同年に定賢より「諸嶽観音堂」を寄進され、寺号を「總持寺」、山号は「諸嶽観音堂」にちなみ「諸嶽山」と改名し禅院とする。
1322年(元亨2年)後醍醐天皇より「曹洞賜紫出世第一の道場」の綸旨を受けて官寺、大本山となり、曹洞宗を公称する。住職を5つの塔頭(普蔵院、妙高庵、洞川庵、伝法庵、如意庵)からの輪番制となる。
1615年(元和元年)徳川幕府より法度が出され、永平寺と並んで大本山となる。栴崖奕堂以降独住制となる。
1898年(明治31年)火災で焼失する。
1911年(明治44年)、神奈川県横浜市鶴見区鶴見二丁目の現在地に移転。同年11月19日に開かれた国際オリムピック大会選手予選会では、10000m走のスタート地点となった。石川県輪島市門前町の旧地は總持寺祖院と改称された。以上
ランチ時に 六本木「中国飯店」にて上海料理と紹興酒に舌鼓を打つ。
日式中華料理最高峰の一つであろう。尖ってなくて、丸い味。紹興酒の香りもよく、食欲を掻き立てる香りと味。
加えて お店スタッフのホスピタリティーも最高であった。
「浅草橋駅から浅草寺「浅草南部コース」
11:00浅草橋駅
→浅草見附
→柳橋
→榊神社
→首尾の松
→浅草御蔵跡碑
→西福寺
→天文台跡
→鳥越神社
→雷門
〈ガイド〉
台東区観光ボランティアガイド(ガイド料無料)
府中崖線(いききの道)
<コース>
府中崖線は かつて多摩川によって浸食された河岸段丘崖。
国立市〜府中市〜狛江市を約16キロにわたる。
段丘崖上の道は甲州古道で、特に府中市付近は奥多摩で切り出された材木を多摩川を下って東京湾まで運んでいた筏師たちが「行き来」した道であることから「いききの道」と呼ばれている。
…飛田給駅 味の素スタジアムへの下車駅
…府中崖線白糸台緑地
(府中崖線に残された数少ない自然林の緑地)
…車返八幡神社
(境内に府中名木百選・スダジイ)
…本願寺
(境内に府中名木百選・サルスベリ)
…溝合神社
(二基の庚申塔を祀る)
…東郷寺
(東郷平八郎の別荘跡に建立。山門は東京都選定歴史的建造物に指定、黒澤明監督の映画「羅生門」のモデルに。シダレザクラとイロハモミジは府中の名木百選)
…瀧神社
(御神木のケヤキは府中の名木百選)
…JRA競馬博物館
(競馬のあらゆる情報を展示)
…武蔵国府八幡宮
(武蔵国の守護神。周辺はスギなどの鬱蒼とした森に囲まれ荘厳な雰囲気)
…大国魂神社
(大國魂大神を武蔵国の守り神として祀った神社。境内は国の史跡に指定。木造狛犬は重要文化財、参道の馬場大門のケヤキ並木は国の天然記念物)
…ふるさと府中歴史館
(府中市の歴史・文化を紹介)
…府中駅
芭蕉門下の嵐雪は <梅一輪一輪ほどの暖かさ> と詠んだが、我が家の南高梅は連日の寒さにめげず 本日一気に五輪も咲いた。
国際電気時代の新年会にて「独り言」を吐き 呟いた。皆 謎が解けたと喝采!
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トランプ政権(共和党)の発足とAIの急速なる進展により これからの4年間で「New日立」(下記の注)は制度疲労して綻びの恐れがある。
「New日立」は グローバル化というスローガンを掲げているが、「国益」を優先しない会社はこれから通用するでしょうか?
加えて、4年後も全世界の役員・社員(約30万人)のアイデンティティの維持を継続できるでしょうか?
「New日立」TOPが一番腐心しているのが 「オリジン」の再認識。即ち「日立精神」の伝承でしょう。
どう見ても「日立ブランド」は残るにせよ「日立製作所」の社名は消滅する運命を辿る。
かなりの確率で、創業120周年記念の2030年頃には「New日立」は「三菱グループ」の傘下で再出発するであろう。
これで 「New日立」の持つ素晴らしいソフト技術力と三菱グループとのシナジー効果で「日本国の国益」に活かす体制が整う。
具体的には、三菱重工を中核の会社にして 三菱電機が小物電気品分野を担当する。
(元三菱商事出身の元 日立製作所 K 財務&戦略担当副社長の水面下で動いている)
「商事」「物産」等の総合商社には先を見通せる戦略的人財いる。
・寺島実郎(元三井物産勤務)もその一人。
・日立では「生年不満百 常懐千歳憂」を揮毫した創業社長だけか?
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注;「New日立」とは<三田-桑原-中西――東原>が創り上げた日立製作所。
「門仲(もんなか)」こと門前仲町は、永代寺の門前町。今も昔も多くの参拝者を集める深川のお不動様(成田山新勝寺の別院)と富岡八幡宮様(上記写真)が売り。
〈コース〉
11:00 深川東京モダン館
→深川公園
→深川不動堂
→人情深川ご利益通り
→富岡八幡宮
→八幡橋
→三十三間堂跡
→13:00 富岡八幡宮大鳥居の「深川めし」ランチを堪能して解散
尚 江東区観光ガイドによる「街歩き」で料金は200円/人。
■八王子七福神めぐり
<コース>
八王子の七福神は、縁起の良い末広がりの「八」と八王子の「八」にちなみ、元来の七福神に吉祥天も加わった女神二柱、男神六柱の「八福神」
八王子駅スタート
…本立寺:毘沙門天
(毘沙門天は右手に矛や刀ではなく長刀を持っているのが特徴)
…伝法院:恵比寿天
(ほっこり可愛らしい絵柄のお守りは副住職がデザインしたもの)
…金剛院:福禄寿
(木像の福禄寿は境内左手の福聚堂に十一面観音と共に鎮座)
…信松院:布袋尊
(武田信玄の四女・松姫が武田家滅亡後は八王子に落ち延び、出家して信松尼に。布袋尊のぽっこり膨らんだお腹は自由に触れることができる。境内にはカフェ金照庵)
…善龍寺:走大黒天
(右足を一歩前に出し今にも駆け出しそう走大黒天の精巧な寄木造りは圧巻)
…了法寺:新護弁財天
(入口に設置された美少女イラスト看板から「萌え寺」として知られる)
…吉祥院:吉祥天
(高尾山を望む高台にあり、鳥居を覗いた先に望む高尾山へ夕日が沈んでいく光景は神々しいとのこと)
…宗格院:寿老尊
(寿老尊は寶珠閣といわれる小洒落たお堂・八角地蔵堂に佇む)
…西八王子駅
八王子駅から西八王子駅迄約10㌔・約3時間の散策に疲労困憊するも、ランチ後は回復。
尚 阿佐谷駅から八王子駅まで 3月迄の試し運転中のグリーン車に乗ることが出来たのはラッキー。